第一次育児ノイローゼ期?を振り返る。

前回から一年近く間が空いてしまった。

というよりは、もはやブログの存在を忘れていた。

(正確にはときどき思い出していたけど、毎回ログインパスワードを忘れていた。iPhoneのパスワード保存機能に頼りすぎて脳が退化している)

 

ちょうど、前回の投稿の後ぐらいから、息子の動きが活発になりまくって、赤ちゃん向けの部屋作りなんて産んでから追々で大丈夫でしょ(鼻ホジ)と怠惰な妊娠生活をしていたツケが回って、なにひとつ赤ちゃんに適応していない家で発達目安をぶっちぎって伝い歩きとずりばいで徘徊する生後半年のふにゃふにゃの生き物を守ることに疲弊していた。

 

1年と4ヶ月ほど育児をしてみて、二度ほど育児ノイローゼか?というほどに精神を病んだ時期があった。どちらも、息子の成長に部屋作りが追い付かず片時も目が離せないという、ひどい緊張状態が原因だったと思う。

いや、目を離していい時も場合もないんだけど、危険物だらけの場所でアカチャンを守るという意識だけでもうしんどかった。とにかく精神を蝕む。そして、息子から目を離せない手も離せないという最中、安全を確保するための部屋作りをするということが、とにかくとにかく難易度が高かった。もう物理的に手が足りない。手が数本生えたところで体も足りない。旦那に任せるには時間も足りないし、まず常に家にいる自分と外に働きに出ている旦那とでは、危機感も知識も、切実さまでも、レベルが違う。

とりあえずで寝室にしていた和室から危険物を取り除いて過ごしてみたけど、テレビもパソコンもない部屋に赤子と二人でこもりっきり、旦那が帰宅しても設備の充実した別室でのんびりしているという生活に、かなり精神的に追い詰められていた。

和室には何もなかった。布団と赤ちゃん向けのおもちゃ、プレイジム、断固拒否されて存在意義を失ったベビーベッドぐらいしかなかった。娯楽や家具は全てしまいこむか別室に移動して、息子の手が届かないようにした。

もともと整理整頓も家具配置もインテリアも苦手なのに、さらに息子の安全という生命がかかった重大なことをやらなければいけないというプレッシャー。

そして、我が家の経済状況と住居プランの関係上、そこに割くコストは最低限である必要があった。第一次育児ノイローゼ期には、間取りが子育てに向いてなさすぎるが故に時期は未定だけど確実に引っ越さねばというアパートに住んでいた(実際、春には引越しをした)

いや無理ゲーでしょ。

年末、とうとう発狂して、ベビーサークルを購入してリビングにキッズスペースを作成。

ジョイントマットを敷いた上にビニールラグ&ベビーサークルという転倒対策やお手入れしやすさ重視で作って、なんとかかった費用は一万円以下だった。中古ショップとAmazonの処分品価格が最高だった。見た目は最悪にダサかったけど、そんなのは息子の安全とわたしの精神衛生の前には些細なことだった。

生活の自由度が上がって、とりあえずここにいてくれれば安全という場所が出来たことによって、精神的に追い詰められていた部分が格段に減った。ありがとうベビーサークル神。育児グッズの中で一番活躍してくれたのは間違いなくベビーサークル神。

ちなみに、その数ヶ月にはベビーサークルの結合部をぶっ壊して脱走するアカチャンという信じられない生き物に進化するのだけど、これはまた別途書きたい。

ベビーサークルは長く使えないという話も掃いて捨てるほど聞いたし、実際にその通りだったけど、結果的には第一次育児ノイローゼ時期にはベビーサークル導入してよかったと思っている。ベビーサークルがないと死んでいた。わたしが。

 

あと、もうひとつ。

同時期に戦っていた、どう考えても勝てる気がしない保活戦線も原因だったと思う。

0歳児入園の保活時には、わたしは在宅フリーランスの仕事あるなら何でもやりますエンジニアをしていたけど、そもそも生後半年のアカチャンを抱えての在宅仕事は割ける時間がなさすぎて、収入も労働時間も少なく、ステータス求職中のほうがまだポイントが高いという状態だった。

育児休暇中ならまだ戦えたのに。死ぬほど、それこそ本当に生活がかかっているから保育園に受からなければ死が近づく訳で、妊娠中に退職した自分と、退職せざるを得なかった会社を呪った。

ああ、これも長くなる予感がする。続きはまたゆっくり書こう。

結果的に、認可外保育所(企業主導型)に入園出来て、わたしは同業種でフルタイムで仕事復帰をして、息子は保育園エンジョイしまくり(保育園の洗礼も受けて病欠もしまくり)なフルタイム共働き家庭にステージチェンジしたんだけど、とにかく保活も精神を病んだ。

日本死ねといいたくなる気持ち、わかる。

 

運動発達が早めの息子と、捻くれ者の自分と。

生き急いでるの?とは旦那のコメントだけど、うちの息子は何故かとても運動発達が早い。

寝返りが成功したのが9月5日、2ヶ月と25日目。

寝返り後は基本姿勢がうつ伏せになり、「進みたい!」とジタバタ熱心なずり這い自主トレーニングを始めた。想いが成就して前に進み始めたのが10月の頭、4ヶ月になるかならないかの頃だ。

そして5ヶ月と17日目で、とうとう掴まり立ちを始めてしまった。

わたしの体を掴んで立ちたい素振りを見せていたけど、まだ早過ぎるだろとなるべく気をそらす方向で対応していたのに。

出先のアカチャンホンポのキッズスペースで遊ばせていたら、気付いた時にはマカロンの置物に掴まって立っていた。冷静に見ると可愛すぎるしインスタ映え〜!な状態なんだけど、サプライズ&初見のわたしにとっては悲鳴しかない。

そしてどれもこれも一度きりで満足せず、繰り返して積極的に習得していくスタイルである。

掴まり立ちを始めて数日の今は、偶然かもしれないけれど、掴まり立ちをしながら足を上げて動かそうとする素振り(もちろん即バランスを崩して転倒)を見せている。もしや…歩く気か……!?

 

 

運動発達が早い件について、色々言われることが多い。

基本的には「早い!すごいね!」「運動神経抜群だね!」という好意的なコメントを頂くことが多くて、とても嬉しい。

息子は生きてるだけですごいし可愛いのに(真顔)さらにやる気を出して新しいことが出来るようになったら、そりゃもうめちゃくちゃすごい。絶賛。

だけど、息子を褒められて喜びながらも、いつも自分に釘を刺している。

始めるのが早いからといって、イコール能力が高いことにはならないよ。変な期待を息子に押し付けるのはやめようね!と。わたしはいわゆる運動音痴だから、息子の運動能力が高いと嬉しいなと思うけど、運動発達が早いことで勘違いをしないように気をつけようと思っている。

身体機能に不自由がない限りはどの赤ちゃんもそのうち総じて立つし歩くし、数年もすれば走り回るようになって、追いかけるために母も走り回ることになるのだ。

誰もが最終的に出来るようになることに対して、早くてすごいなんてない。(もちろん遅いからダメなんてこともない)

 

 

なんてなーーー!!!!!!

早いことがすごいんじゃなくて、本人がやる気を出して頑張って習得したのがすごいんだよ!!!息子えらい!!!!

そんなことグダグダ意識しないで、素直な気持ちで息子だけを見て、頑張ったね!すごいね!出来るようになったね!!って褒め称えたいよ〜!!!

 

あ、あとね、動き回られると気苦労やばい。部屋と心の準備が追い付かない。

そういう意味では、息子の気をなるべくそらして、次のステップに進むを阻止したい。ついていけない。そろそろ休憩してほしい。

 

わたし「運動発達が前のめりな件、意外と途中で止まったね〜ってなるかもしれないと思ってたんだよね」

旦那「止まるって?」

わたし「ほら、ハイハイは早かったけど、立つのはゆっくりだったとか」

旦那「立ってんじゃん。多分歩くのもすぐだよ」

わたし「もしかしたら!!!止まるかもしれないじゃん!!!!」

離乳食攻略に集めたメンバーを紹介するぜ!

とうとう、離乳食の時期がやってきた。

慣れない育児にワタワタして息子の可愛さにメロメロになっている間に、もう産んでから5ヵ月近く経ってしまいました。

ちょっと早すぎて意味わかんないんですが、うちの息子さん、もう来月には離乳食を開始していいそうです。はやい。こわい。意味わかんない。

 

ということで、わたしもそろそろ本気出して離乳食検討を始めたので、初期対策メンバーをまとめてみました。

ちなみにわたしは作ることに関しては出来るかぎり手を抜きたい派です。料理得意じゃないし、離乳食の趣旨は作ることではなく食べる練習をすることだと思っているので。

まぁ、オール手作り♡みたいな素敵ママさんに憧れがないこともないんですが…。わたしには絶対無理だ…。

 

攻略パーティー道具編

ピジョン 調理セット 離乳食用

頂き物です。ありがたや~!なるべく調理はしたくないのですが、基本的な「する」「こす」「しぼる」「すりつぶす」が出来るセットなので、必要になったときには活用しようと思います。

他にも、手持ちのスムージー向け ミニボトルブレンダー - Vitantonio ビタントニオもあるので、基本的な調理は大丈夫のはずです。

陶器のベビー食器セット&メラミン?のベビー食器セット

陶器はフレデリック、メラミン(推定)ははらぺこあおむしという絵本な布陣です。これも頂き物です。チョイスが最高。ただ、ベビー食器セットといえども超初期には大きすぎるので、安くて可愛い小皿でも買い足したほうが使いやすいかなって思って検討中です。

ネガティブ野郎なので、離乳食は基本食べてくれないものだと思っており、食べないんならせめて可愛い食器でテンション上げていきたいんですよね。

あとは、我らがTwitter「レンチン可のお弁当カップがちょうどいい大きさ。食べないときはそのまま捨てられて最高」というツイートを見たので、場合によっては採用しようと思います。

マンチキンのホワイトホットセーフティースプーン

http://amzn.asia/d/0qtMtm8

妊娠中にTwitterでおすすめを見かけて買うと決めていたスプーン(というツイートをしたらプチバズってビビりなので即通知切りました…) 

赤ちゃんが厚いと感じる温度(この製品は43.3℃以上)だと色が変わるスプーンです。他にもリッチェルとアカホンコラボのお品など、類似製品もあるそうです。フォロワーさん情報。

基本レンチンで温めることになると思うので、このスプーンでぐるぐる混ぜつつ冷ませばいいのかなって思ってます。 

冷凍保存容器SSサイズ(30ml)

https://akachan.omni7.jp/detail/498004100

製氷皿&ジップロックもやる予定ですが、そのまま保存&レンチン&食事が出来る容器が欲しくて買いました。初期なら30mlでちょうどいいかなと。だいぶ小さいですが、離乳食期が終わっても使いまわせるかと思います。

わたしが冷食&冷凍時短大好きダラ嫁なので、ぱんぱんの冷凍庫でかさばらないサイズのやつが欲しかったのもあります。冷凍庫の中身を減らさないと製氷皿入れるスペースもきついぜ。 

ハイローラックカバー

http://amzn.asia/d/ducWo49

アカホンに離乳食グッズ偵察に行って見つけたアイテム。こんなんあるんや…!!と感動しました。

バンボも買いましたが、普段コンビのネムリラ様のチェアモードに乗せまくってるせいで慣れているので、離乳食もそのまま与えたいんですよね。今までも何度かクッション部分を外して洗ってますが、食べこぼしで毎日毎回になるとしんどいなと思っていたので、カバー売ってるなら買わない理由がないです。便利なら洗い替えも追加購入したい。 

お食事エプロン (セリア&おさがり)

とりあえずのメンツは揃っているので、追々必要になったら買い足す予定です。

妊娠中にベビービョルンのお食事エプロンを絶賛するツイートを見たらしく、当時作ったAmazon欲しいものリストに載ってたので、買い足すならTLの様子見つつベビービョルンかなぁと思っています。

 

攻略パーティー時短食品編

米粉500g(熊本県ヒノヒカリ 極献上米使用)

http://amzn.asia/d/2Ft2WFK

まず第一に米粉。絶対お粥を炊いてすりつぶして裏ごしして…なんて面倒なことしたくないマンなので。ベビーフードのお粥のもとも色々な種類が売っていますが、手は抜くけど無意味な添加物は取らせたくないなと思っているので、出来るだけ純度の高い粉()を採用したくて米粉にしました。

そんなに量が多くないやつで欲しくて、500g入りか~これでいいじゃんって選びました。ちょっと高いけど、有機栽培のいいお米を使ってるらしいですし。虫が云々ってレビューがありましたが、米に虫が湧かないわけねーだろと農家の長女は思います。

1~2ヵ月ぐらいの量のつもりなので、安全に保管するために冷蔵庫保管用のタッパーも買い足しました。米粉は常温でもいいんですけど、粉類は基本冷蔵がいいと思う。

野菜パウダーお試しセット各10g(ほうれん草/にんじん/紫芋/ごぼう/かぼちゃ)
とうもろこしパウダー50g

国産野菜パウダーの有名どころ?の三笠産業株式会社の野菜パウダー。これもTwitterの離乳食めんどくさい協会(産む前から入会してる)タグでおすすめを見てから買うと決めてました。

お試しセットだけでなくとうもろこしも買い足したのは、甘いものは喰いつきがいいかな?という安易な考え&自分がコーンスープとして飲みたいからです。美味しいに決まってる。

和光堂 はじめての離乳食 裏ごしおさかな 2.6g

魚なんて絶対処理めんどくさいやんけ無理!ベビーフード以外の選択肢がない!という気持ちしかないです。無理。中期以降はお刺身買ってきて茹でてもいいけど…。魚の液化はさすがにしたくない…。

キューピー 瓶詰ベビーフード りんご、ももと白ぶどう、3種のくだもの(りんご、バナナ、オレンジ)

果物系も初期は面倒だろうな…と思って購入しました。まぁブレンダーでがーっとやってもいいんですけどね。同じ果物でわたしはスムージーで飲めばいいし。うん。買わなくてよかったな(今気付きました)

和光堂 手作り応援 とろみのもと

一応作るとき用にあってもいいかなって。使用方法と原料見るかぎりただの加熱不要の片栗粉っぽいので、お料理用で売ってる他製品でも全然okだと思います。

しぜんだし 無添加 100g 食塩不使用 粉末だし 離乳食 ボトルタイプ 朝ごはん本舗 

http://amzn.asia/d/fVDwiMr

和光堂だのキューピーだの王道のベビーフードのだし、どれもこれも食塩だの糖類だの添加してんの!?いらなくない!?とアカホンで絶望してたら、月齢別じゃないコーナーに売ってました。かつおとこんぶの無添加だし。大人が食べても絶対おいしい。

そういえばこれもTwitterでおすすめツイート見た気がします。

 

おまけ。進め方のプランニング

Twitter大好き芸人!Twitterで見たおすすめ品は買う!大事なことはTwitterで学んだ!!なわたしですが、Twitterで離乳食の進め方プランニングに使いやすいと大人気の通称田中圭(ひよこクラブの離乳食カレンダー)は購入しませんでした。

買わなかった一番の理由は「ひよこクラブを読みたくないから」です。

わたしは息子と他の子を比べて一喜一憂しないというポリシーで育児をしたいんですが、皆はこんな感じだよ★という雑誌を読んで材料を得てしまったら、愚かなわたしはどうしても比べてしまう気がして。ひよこクラブこわい。

 

とりあえず、厚生労働省「健やか親子21」の離乳支援ガイドラインを基本とし、和光堂キユーピーなどベビーフードメーカーのコラムページを見つつ、ざっくり1週間ぐらいはお粥にしてその後食べられる食材を増やしていく感じでいいかなと思っています。

調理方法や献立はフォロワーさんがオススメしていた1週間分まとめて作る フリージング&時短 離乳食を参考に。写真豊かで、食べさせる姿勢から時期ごとの量や潰し具合などひと通りが写真付きで分かりやすい本です。

 

プランニングしてもねーー予定通りにも目安通りにもならんやろーーーと思っているのもあります。息子は発達目安も丸無視でマイウェイ独走中で、息子本人からも目安なんぞより俺を見ろと叩き込まれているよ。

 

ちなみに新規食材は「一品ずつ平日の午前中に」といわれていますが、そんなん絶対無理だろと思っているので、アレルギーリスクの低い食材に限っては気にせず休日でも夜でも与えるつもりです。妊娠中に読んだぱぱしょー先生のこちらのnoteに感銘を受けたので、そういう方針に決めました。

使ってよかった育児グッズ生後3ヶ月部門

生活スタイルと赤ちゃんとによって全然違うんだけど、我が家と息子さんの場合はこれでした。

 

◆電気ポット(70度設定できるやつ)

ほぼ完母だから調乳での出番は少ないんだけど、あってよかった。

毎回お湯沸かすなんて考えられない。無理。

 

Amazon様の授乳ブラ

◆スロギー

ずっとマタニティ&授乳ブラ迷子だったんだけど、結局上記2つをローテして生きてる。

Amazon様の授乳ブラは伸縮性とフィット感と綺麗な胸を作ってくれるところが神。

 

◆タックマミー(クロス抱っこ紐)

新生児期だけでいえばスリング(キャリーミープラス)が素晴らしかったんだけど、息子が5kg越えたあたりで肩が限界を迎えてしまった…。

クロスだと両肩に負荷分散が出来るし、構造上手を添えても使えるから首すわり前でもオッケーで使いやすい。

手を添えられるってことは、グズグズしてる時に背中をさすったりトントンしたりで落ち着かせることも出来る。神か。

 

◆ベビーカー(コンビ SUGOCARU)

A型ベビーカー買わずに抱っこ紐で頑張ろうかな〜とか思ってた産前の自分へ。無理です。赤子めちゃ重です。なんなら産む前に買ってもよかったぞ。

ベビーカー最高。お出掛けと外食のハードルがだだ下がる。

もちろん入れない場所や通りにくいところもあるし、電車なんかは混む時間もあるし工夫が必要だけど。都心部で徒歩&公共交通機関メインで動くなら必須だと思う。

あと地味に買い物に便利で嬉しい。荷物乗せ放題。

途中でグズグズモードになった時用にクロス抱っこ紐があれば完璧。

 

◆メッシュノースリーブロンパース(夏生まれ限定)

夏生まれ限定の話だけど…。

ノースリーブいらんくない?メッシュである必要ある?って思ってたけど、そんなことなかった。

真夏は意味分からんほど暑いし、赤子意外と体温高い。

温めすぎの弊害も大きいし(暑くてグズる、汗だくだくになる、SIDSリスク因子)一枚で着せて転がしてても、お出掛け着のインナーに着せてもよくて大活躍。

噂に違わずUNIQLO様のやつが便利。

10月に入った今も割とインナーに着せてる。調節しやすくていい。

 

◆着ぐるみロンパース

実用性なくない?(笑)とか言ってた産前の自分をぶん殴りたい。

可愛いから買え!以上!!!!!!

 

◆ガーゼおくるみ

マルチに使える。何にでも使える。

うーん必要かな〜出産祝いで貰えるかもだしな〜って買わなかったけど、産前から買っといてよかったなアイテムのひとつ。(そして別に出産祝いで貰わなかった…)

薄くない?って思うじゃん?その薄さがポイントなんだわ…。

インスタ映えする可愛い柄もいっぱい売ってるよ。オシャレ写真が撮れるよ。インスタやってないけど。

 

◆ウタマロ石鹸

買え。他の石鹸や漂白剤とは訳が違う。必ずだ、買え。

 

◆ステンレス真空タンブラー

育児中は赤子の都合が最優先で、入れた飲み物が即飲めるとは限らないが、ステンレスタンブラーなら数時間は入れた温度のまま保ってくれる。机もビショビショにならない。

夜勤のお供にも便利。あらかじめ用意しとけば、夜中に起きた数時間後でも即冷たいor温かいドリンクが飲める。最高。

 

何かに焦っている。

ぼんやりとした不安がある。

好きな某コラムニストさんが、「幸福になる為には自分の欲求を100個挙げよ。100も挙げれば、無意識に持っている生々しくて恥ずかしいような欲求が出てくる。そして100のうち出来ることから叶える。自分の欲望に向き合うことが幸せになる近道だ」と語っていた。

不安も挙げていけば、きっと、正体が見えるのだろうか。

 

なんて、深夜に悩んでいることなんて、大抵ネガティブなフィルターがかかっているものだ。

乳が覚醒するまでの5日間。

今のところ、ほとんど母乳栄養で息子を育てている。ミルクを作って飲ませるのは旦那が授乳する時だけで、わたし自身はしばらく作っていない。

母乳は息子の腹を満たせる程度に生産され、乳頭混乱も起こさず。乳腺炎になりかけのような不穏な雰囲気があっても頻回授乳で治って、わたしの乳はとにかくよくやってくれている。

 

しかし、これだけ優秀な両乳も、産後入院中はまったくやる気を見せなかった。

まさか退院直後に乳が覚醒して母乳育児になるとは思わなかったほど。入院中の24時間プロが側にいる状況をまったく生かせず、母乳育児についての知識が薄いまま退院して、慌てて調べ倒してそこから手探りでなんとか今日までやってきた。

 

元々、特に完母に対する強い想いはなかったし、むしろ身内に預けたり保育園などを考慮すると哺乳瓶拒否やミルク拒否は困るなと思っていた。

妊娠中も後期に入るまではなんの音沙汰もなく、やっと何か出たと思ったら針先のような一粒が滲むくらいが数回あっただけ。実母もあまり出が良い方ではなかったらしいし、自分の乳から母乳が潤沢に出るという想像も出来なくて、出なくても落ち込まないようにしようと自分に言い聞かせていた。

他については色々調べてシュミレートと言う名の妄想をしまくっていたのに、乳に対しての期待値が低すぎたから、授乳についてや直母での負傷予防なども、正産期に入ってから一応レベルで勉強した程度だった。

 

産後、いざ授乳をしてみて、付け焼き刃でも調べた甲斐があったのか、息子が優秀だったのか(多分後者)授乳自体は難なくこなせた。

母子同室初日に助産師さんに指導される際、ちょっと短めですねと言われて乳首負傷に怯えたんだけど、全く大丈夫だった。

もしかしたら乳首が頑丈だったのかもしれない。(頑丈な乳首って響きが面白いな。妊娠して見た目がもう強そうに進化してるのに、実際強いとなるともう面白がるしかない…)

授乳時のコツの知識は「乳輪ごと吸ってもらう」「下唇がめくれてるのがきちんと吸えてるサイン」「浅吸いは負傷の原因になるから回避」のみっつぐらいしかなくて、それだけはきちんと意識していた。

浅吸いは痛い、ということは軽くでも痛みが出たら浅く吸われてるのだと判断して、すぐ唇の横から指を入れて離れてもらって、咥え直してもらう。

下唇は正直全く見えないのでスルー。乳輪ごと吸えてないかも?という時は乳をつまんで押し込むようにすると、深く吸い込んでくれたのでそうしてみた。

 

吸わせることは問題なかった。

ただ、吸わせても吸わせても母乳は出なかった。

授乳前後に体重を測定、増えた体重で哺乳量を判断して、必要であればミルクを足すように指導されたが、体重はほとんど増えなかった。増減なしだった回の方が多い。

胸が張るという感覚もなくて、助産師さんに聞かれるたびに「(張りは)全くありません」と答えていた。

出ないという想定はしていたので、出ないのに吸わせてごめんね〜!まあヨロシク頼むよ!なんて明るく軽口を叩きながら授乳して、いつ完ミに切り替えるかな?と考えていた。

意外と大丈夫だな。そう思いたくて、自分にも言い聞かせるように、努めて明るい口調で息子に話しかけた。

 

ところが、だ。

退院前夜だっただろうか、胸にうっすらと違和感が出てきた。これが張るという感覚なんだろうか。試しに授乳を試みるものの、ぐっすりと寝てる息子は起きる気配ゼロ。抱き上げて起こして差し出しても、すやすやと眠るばかりで興味ゼロ。

巡回の助産師さんに相談してみると、搾乳してみましょうかと言われた。

 

搾乳。その単語に高揚した。

大部屋に入院していて、同時期に出産した自分以外の産婦さんたちは既に搾乳指導を受けていた。カーテン越しに聞こえるそれを聞きながら、息子に対して申し訳ない気持ちが少しだけ湧いて、毎回それを打ち消すように明るく「出ないよね〜ごめんね〜吸ったら出るようになるらしいよ!」なんて話しかけていた。

本当は、母乳が出ないことを少しだけ気に病んでいたらしい。

吸わせるのが、吸うのが上手くても、出ないんだったら何の意味もない。

 

手搾りの方法を教わって、搾乳デビューをしてみた。初めての搾乳は片方10分かけてもほんの数滴だった。

こりゃ体重増えないわ!息子さんの腹満たせないわ!という現実を突きつけられた気もしたけど、分泌されてる姿がきちんと目視で確認出来たのはよかったと思う。

 

退院の日の朝、また胸が張っていた。朝巡回の助産師さんに話すと、張りの解消の仕方を教えてくれた。しこりになっている部分を軽く乳首に向かって流すように撫でるらしい。

再び搾乳してみた。

滲む程度にしか出ない。ぽたりと落ちるまでに何分かかるか……。

自棄になったたわたしは強引な手に出た。乳房ごとがっつりと掴んで、押し潰すように搾ったら、ポタポタッと一気に数滴に溢れた。

これだ!!!と両方ともに無理矢理搾った。各10分で20ml程度搾れた。今までと比べて雲泥の差である。

その日の一回の哺乳量が40ml程度だったので、これなら半々で混合でいけるのでは!と浮かれた。

(ちなみに乳丸ごと掴むのは「おにぎり搾り」と呼ばれる、乳腺を刺激しないで出し切る断乳時向けの方法に近かった。結構力を入れてたので乳腺を傷付ける可能性もあったし、量を増やしたかったこの頃には絶対やっちゃダメなやつでした…!)

 

そして、退院後。

乳、覚醒。

本当に急に来た。出ないものを頑張って吸ってくれてた息子のおかげでホルモンが分泌され、間違ってた自己流の搾乳で出口が開通したのだと思う。

退院当日、昼過ぎに帰宅した頃には両胸がパンパンに張っていた。

さっそく授乳をしようと腰掛けて……会陰が爆発した。と錯覚するほどの激痛が走った。会陰切開と裂傷と両方でズタボロになっていた部分に対して、準備していた控えめな穴の円座クッションでは全く役に立たなかった。

母乳は生産されているというのに、まさかのトラブルによって、自宅での初授乳はミルクだった。

手搾りで搾乳するにも太刀打ちができなさそうな張り。使わずに捨てるかもしれないと思っていた手動搾乳機を引っ張り出した。消毒すらしていなかったから、慌てて煮沸消毒をして使った。

立ったまま搾乳しながら、瓶に溜まる母乳を不思議な気持ちで見つめた。

 

出ないと思っていたし、実際に、産後すぐは出なかった。

同室のママさんたちは皆分泌はあるが授乳の痛みがつらいと嘆いていた。

真逆の悩みを持ったわたしは、大変ですねと眉根を寄せて、息子には出来るかぎりの明るい声で話しかけた。

つらいとは言わなかった。だって痛くない、出ないだけ。息子のお腹はミルクで満たされている。子が飢えないなら問題ないと思った。

でも、多分、本当は、申し訳なかった。

息子は出ない乳を吸わされても泣かない。空腹だというのに、ただのおしゃぶり状態の乳首を拒否すらしない。大人しくいじらしく吸っていた。

出ないことが苦しいというよりは、息子の腹を満たしてあげられないことが、こんな工程を飛ばして即ミルクを与えられないことが辛かった。

泣いて謝りたいと思っても、それをしてしまうと本気で気に病んで辛くなるのは分かっていたから、ヘラヘラと笑って「ごめんね」と言って誤魔化した。

ぴよログには指導通りに素直に左右10分吸わせた記録と「増減なし。出なかったっぽい」の文字がいくつも残っている。

どうしても母乳育児がしたくて、何日も何週も何ヶ月も頑張っている人がいる。そんな人たちの苦しさと比べたらあまりに些細だけど、それでも5日目に乳が覚醒するまでは、わたしは苦しかった。ずっと、いつ完全ミルク育児に切り替えるかとばかり考えていた。

 

5日間の気持ちの動きを忘れたくなくて、だらだらと3000文字以上も書いてしまった。

きっと、読み返す頃には今日より「母乳が出なかった頃の気持ち」を忘れてるだろうから。どうしても記しておきたかった。

オチはない。

Amazon Prime Nowがとんでもなかった話。

子育て世帯にAmazon Primeがおすすめ、というのはよく聞く話で、例に漏れず我が家もPrime会員である。

退職前に会社で妊娠を公表した時にも、子持ち先輩方は口を揃えて「アマプラには入っとけ」と言った。「年会費はかかるけど、子育てしてたら余裕で元取れるよ」と。

子育て世帯への目玉は「おむつやおしりふきが定期便で15%オフ」の部分なんだろうけど、実際はおむつもおしりふきももっと安く買う方法がいくらでもあって、そんなに活用していない。

おしりふきは近所のスーパーで定価から50%オフで売っている。おしりふきって地味に重いけど、ベビーカーで行った時にまとめて買えば負担にはならない。

定期便はもちろん便利だけど、おむつはサイズアップもあるし、コツを掴まないと管理が難しい気がする。

 

実際のところ、定期便15%オフはおまけぐらいの感覚で、prime特典の送料無料(お急ぎ便含む!)を最高に活用している。

翌日配送、深夜に頼めば下手したら当日に持ってきてくれる。追加料金なしで。まじかよ。

元から通販大好きで楽天ヘビーユーザー、累計獲得ポイントが15万ポイント超えてるような人間だったんだけど、Amazon primeはまた違う。

例えるなら、楽天では街まで出て買い物をする感覚で、Amazon primeは近所のスーパー/コンビニで買い物する感覚に近い。気軽さが圧倒的に違う。

Twitterでフォローしてるママさんの「哺乳瓶の乳首サイズアップしました」という報告を見て、最近飲みにくそうにしてると思ってた!そうか哺乳瓶の乳首まだ新生児じゃん!って気付いた時にも即ポチ。翌日午前中には持ってきてくれる。(実話)

別に近所のスーパーでもドラッグストアでもSサイズの哺乳瓶の乳首なんて売ってるけど、毎日外気温35度を叩き出してる中で、生後1ヶ月ちょいの赤子を連れて買いに行くハードルを考えたらポチってしまう。

お前みたいなやつがいるから、配送業者さんが疲弊して物流業界が大変なことに!!!というお説教をされそうなエピソードなんだけど…。

本当に申し訳なくなるぐらい気軽にポチってしまうし、すぐ持って来てくれる。やばい。ほんとごめん(語彙力の消失)

 

 

で。前置きがクッソ長くなって、ここからやっと掲題の話なんだけど。

AmazonのPrime Nowとは簡単に言うと、 Prime会員限定で対象エリアの配送先なら1時間〜2時間で配達するよというサービスである。

もうこの時点でとんでもない。ネットスーパーも当日配送も出来るよ!最短4時間で持ってくよ!っていうけど、比較になんない速度である。1時間って。馬鹿なの????(褒めてる)

我が家は1時間便は対象外で2時間便しか使えないエリアなんだけど、2時間でも十分すぎる程早い。

おむつ切れそう!とか、気付いた時点で手配すればその2時間後には持って来てくれる。やばい。

しかも、結構取り扱いの幅が広くて、おむつやミルクなんかの赤ちゃんグッズも、ペットボトル飲料なんかの重い物も、お猫様のピュリナワンF.L.U.T.H.ケアサーモン味も、お肉だのお惣菜だの生鮮食品(!?)まである。とんでもない。

しかも、お値段はAmazon価格とほぼ同じ。即配達するから割引なし定価ね♡みたいなこともない。2時間便は追加料金なしで送料無料。いいのかよ!!!!!

もちろん、通販での最安値を探したらもっと安いところあるかもってことはあるけど……。(ちなみにキャットフードは送料考慮したらAmazon価格が最安値。それを2時間で届けてくれるの!?)

 

先日おむつを新生児サイズ→Sサイズにサイズアップしたんだけど、その時にPrime Nowを使ってみた。

数日間おしっこ横モレが続いて、もしかしてコレ吸収量が足りてないのでは疑惑がありつつも、新生児残ってるし…買いに行くには外暑いし……っていうか自分を身繕いして買い物に行ける状態にするのがしんどい()と悩んでた中で、ふとダウンロードするだけして放置していたPrime Nowアプリの存在を思い出した。

Sサイズのムーニーと、ついでだからと近所に取扱店がなくて通販頼りにしてたらキャットフード、スーパーで買って持ち帰るの大変な愛飲してるコカコーラゼロ、とまとめ買い。

生鮮食品はさすがにアレかな……と思いつつ、息子さんの抱っこ要求祭り開催中でお昼ごはんを食べ損ねてたから、お惣菜コーナーの冷やし坦々麺も………。

注文して、抱っこ要求と腹ヘリコールがエンドレスの息子さんの対応をしてる間に2時間なんてすぐに経過して、チャイムの音と共にPrime Nowのロゴ入り制服を着た専門の方っぽい配達員さん参上。

ほんとに2時間で。やばい。まじでか。とんでもねぇ!(語彙力のry)

旦那に仕事帰りに買ってきて〜!と頼むよりも圧倒的な速度で手元に届くし、下手したら赤ちゃん連れで買い物に行くぞ!と自分との赤子の準備をしてる時間を含めたら、自分で買いに行くより早いかもしれない。

 

でも、使ってみて、思ったの。

あまりに早すぎて便利すぎて、これは人として堕落してしまうのではないかと……ここぞという時に取っとくべき(?)なのではないかと…。

息子さんも2ヶ月になって、少しは子連れ買い物の勝手も分かってきたし、夏だぜェェ!と気合い入れまくってた太陽もそろそろ息切れしてきたのか気温がマトモな日も増えてきたし…。

わたしは職業IT屋でユーザーさんの便利!楽!を作るのがお仕事だし、ダラ嫁だから手を抜けるところは手を抜いてしまえ!と思ってるんだけど、それでも便利にするにも程あるよね!?っていう。

いや、ほんと、便利な世の中になりすぎて動揺したという話、でした。

 

Amazonさんいつもありがとう。

妊娠中からPrime会員になっていればよかったと後悔しています。本当にいつもありがとう。

Prime videoも夫婦共々楽しんでるし、授乳中や抱っこ祭り開催中にもめっちゃお世話になってます。

本当に元取れる通り越して、もうちょっと会費高くてもよくない?大丈夫?払わせて????